2017年9月20日、おとめ座新月。耳を澄ませて。心と体が語りかけてくる声に。 真木あかりさん

2017年9月20日、おとめ座新月が起こります。金星もおとめ座入りし、この日おとめ座では太陽、水星、火星も含めた5つの星が集まることになります。今自分が置かれている状況、目の前の出来事をどうしていくべきなのか。そうしたテーマについて具体的な道が見えてくるかもしれません。できることからやっていく、自分の役割を見直す、タスクを洗い出すといったことに目を向けてみると良いでしょう。私は何よりもまず仕事机の片付けですね(∪ ´ω` ) やだ私ったら占いブログらしからぬ現実的すぎる内容……。いやそのですね「たくさん資料を広げられる大きな机」を買ったはずが、いつの間にか「MacBook Airを置くスペースしか残されていない机」になっているんですよね。机よなぜ貴男は変わってしまったの。自分の役割を見直してみたいと思います(いいから片付けろよ)。

仕事でも恋愛でも、自分のことでも、ぐちゃぐちゃになった机、いや違うぐちゃぐちゃになったことは一旦、整理できるときです。どうしても解決方法が見えなかったものも、丁寧に絡まった糸をほどいてみようじゃないかと思ってみませんか。どこで絡まり始めたのか、まずは見てみましょう。自分自身を冷静に見つめることも大切です。心の声に耳を澄ませて、自分がどうしたいのかをじっくり探ってみると、進むべき道が見えてきやすいです。「こうしたい」「○○がいい」といった、前向きな声が聞こえてきたらすばらしいですね。でも、どんな声あっても、間違いでもいけないこともありません。「そんなことを考えるべきではない」「絶対無理じゃん」なんて、自分の声を否定したり無視したりしないこと。どんな声もまずはしっかりと聞いてあげないと、道も見えてきませんからね。

「こうしたい」のなかに、誰かのために何かをしてあげたい、という思いが生じる人も多いことでしょう。おいしいごはんを作ってあげる。みんながやりたがらないことをそっとやっておいてあげる。後輩や部下に仕事を教えてあげる。なんでも良いと思います。その場合は「やりたいからやる」ということを、何よりも大切になさってください。少しでも見返りを求めてしまうなら、まだ“今”ではないのかもしれません。

さて、整理といえば「気持ちの整理」という言葉がありますね。これはときに、淋しいニュアンスをともないます。終わったことに対して、ひとつひとつ自分のなかで“ケリ”をつける。ほんとうに「終わったこと」にする。とても大切なことですけれども、ときに孤独で辛いものになりがちでもあります。でも、「本当はどうしたい?」という自分に問いかけて返ってくる心の声が少しでも「次に進みたい」と言っているのなら、どうぞ「気持ちの整理」を恐れないで。それは孤独で辛いものであっても、これから生きていく自分のためになることだからです。

詩人の吉野弘さんが書かれた「奈々子に」という詩を一部、引用します。

ひとが

ひとでなくなるのは

自分を愛することをやめるときだ。

自分を愛することをやめるとき

ひとは

他人を愛することをやめ

世界を見失ってしまう

自分があるとき

他人があり

世界がある。

吉野弘「奈々子に」(『吉野弘詩集』ハルキ文庫より)

「気持ちの整理」というのは、自分をていねいに見直して、乱れたものはそろえて、いらないものは処分することです。それは地味でつまらない作業に見えるかもしれない。でも、ほかならぬ自分自身を愛することであり、これから出会う世界を作ってあげることなのではないでしょうか。そうしてやってくる世界というのは、過去と同じ苦しみを繰り返さない、自分自身を苦しめるようなことをしない、とても優しい世界であるように思います。

おとめ座新月は、心身のメンテナンス、生活の見直しをするにもぴったりのタイミングです。「体の声に耳を澄ませる」というのもよく使われる表現ですね。無理を重ねてしまっている人、ちょっぴりヤンチャしてしまっている人は、ごはんや睡眠を見直してみると良いですよ。ごはんは口から気を取り込むこと、睡眠は昼間使った気を補充することです。この両輪がしっかりしていることが運を良くしてくれますから、うまいごはんをたくさん食べて寝るんだぜ。それでこそ、心も体も元気に声を出してくれるというものですし、あなた自身も聞き漏らさずにいられるはずです。

どなたにとっても、良い新月でありますように。