腰痛持ちと、女の一人旅は?

チェックインもそこそこに我々は駅に行ってライへの電車に。行先はOreという変な駅名。学校からLewsesに遠足で行ったときもここ行きだったので、先生に発音の仕方を習っていたので、O田ちゃんに伝授。「お〜ある」みたいな・・・

「お〜ある」「お〜ある」と何度も言っているうちに到着。(うそ。(笑)いろんな積もる話をしているうちに到着。

ライは小さい街とは聞いていたけどほんと小さい。

見どころは三か所。

イプラタワー、ラムハウス、セントメリー教会。

わたし的にはヘンリージェームスが気に入って居を構えたというラムハウスに興味しんしん。

お昼ご飯は、私はイングリッシュブレックファースト(昔、玉村豊男のエッセイで、イギリス人というものは三度三度朝ごはんみたいなものを食べてるようなもんですね」と書いていたのが忘れられず、それ以来イギリスでは朝ごはんを頼むのが一番と思ってるのです。それにホームステイでは一度もフルイングリッシュブレックファーストが出なかったので)O 田ちゃんはオムレツ。あいかわらず味がない、といっております。

古い通りは石畳というより、石ころがごろごろしてる道。足の裏に心地よい(笑)

教会はなんだかどこ行っても同じ感じ(アングリカンチャーチね)がしてもはや感激わかないんだけど(西洋人が京都にいってお寺に飽きるのと同じね)イプラタワーは興味深い。眼下に川が流れてて素敵。昔は交易の街だったらしいです。佐原か!?!

ヘンリージェームスの住んだ家は、ナショナルトラスト管理で入り口でボランティアらしいおばさんに長々とナショナルトラストについて、そしてパスみたいなものを買いなさい、と勧められたけど断ってやっと入場許可。

そんなに大きくない家だけど、作家が静かに本を書くにはほんといいかも。

適度に家に囲まれ、お庭は広く。。。

アンティークのお店やかわいいクラフトお店などいろいろあるけどこれから旅を続ける私たちには荷物になってしまうので購入は断念。

5時過ぎにヘイスティングスに戻り、例のパブでチャックイン。

お部屋にWi-Fiある、とうたってるけど全然通じない。現れるれるWi-Fiの拠点にいつも出てくるDerec`s iPhoneというのが気になり、「こいつのアイフォンにつなげたい」と叫んでいたら、どうやら八木ひげはやした宿主のアイフォンということが判明。自分だけつながるようにして、ずるい!!以後、私たちは彼をデレク、若いほうの従業員を小デレクと呼ぶことに決定。

まぁ総じてデレクも小デレクも親切だけど、システムが悪いっすね。

日曜の朝食が9時からで平日も8時から。早く出発したい旅人には遅すぎ。

O田ちゃんは朝8時過ぎに出発なので食べられない、かわいそう。。。

そして彼女はブライトンへと出発していきました。

腰痛持ちと女の一人旅は、とかく足を延ばしたがる by 博多華丸

(左の写真はラム駅駅舎)